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高齢化社会で薬剤師が求められる在宅医療の役割

老人と看護師

1・在宅医療で薬剤師が必要とされる理由

超高齢社会に突入した日本では、在宅医療が今後より一層必要とされています。

高齢者も最期は病院ではなく、住み慣れた自宅で迎えたいと考えている人が増えている傾向にあります。

これまでは在宅医療の分野で薬剤師ができる事には限りがあると考えられていたため、余り積極的に取り組むこともありませんでした。

しかし、在宅医療が一昔前に比べて増加しているため訪問できる医師も不足傾向にあります。

またこれまでは薬の管理などは看護師が兼務して行っていましたが、看護師は薬の専門家ではありませんし知識も乏しいのが現状です。

高齢者の場合は飲み忘れなどもあり、病状や容態に影響を与えかねないケースもあります。

そのため、この数年で薬剤師が在宅医療に関わることに注目が集まっています。

2・在宅医療で活躍するために

在宅医療

より一層、薬剤師が在宅医療の現場で活躍することができるように2013年4月1日から在宅療養支援認定薬剤師制度がスタートしました。

薬剤師としての知識や技能だけでなく、マナーを向上させ医師や看護師といった他の医療従事者と協力して薬物治療管理を実践することが主な目的です。

これまでは調剤薬局などで勤務する薬剤師が認定薬剤師の資格を取得するのは非常に難しい状況でしたが、在宅薬剤師になるためには必要とされる研修講義を受講し、実践事例を報告するなど幾つかの項目をクリアすることができれば資格取得することができます。

具体的な業務内容としては、まず医師に同行して患者さんと会い、薬に関する指導や相談に対応します。

次に医師からの処方以来を受けると、その患者さんのための内服薬や注射剤、点滴剤などの調剤作業を行います。

その後、患者さん宅を訪問し、必要とされる服薬指導や保管方法、これまで処方されている薬の服薬状況などを確認していきます。

薬だけではなく、食事やサプリメントなど相談される内容も多岐にわたることがあります。

訪問が終わった後は、指導内容などを報告書にまとめ医師に情報を提供します。

このように、在宅医療に携わる薬剤師は医師と患者さん、医師とケアマネージャーなどのパイプ役として活躍を期待されています。

そのためコミュニケーション能力が必要不可欠となります。

円滑な情報交換が在宅医療には求められます。

また薬剤師であってもバイタルサインを診られるようにしておくことで、総合力を身につけることができます。

そうすることで医師との良い連携を保つことができます。




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